福岡県の戸建て 実際の取引価格(国土交通省の取引データ)
福岡県で2021年1月〜2026年3月に売買され、国土交通省が価格を公表している戸建て(土地と建物の一括取引)は23,958件。取引総額の中央値は2,700万円で、半数は1,400万円〜3,600万円に収まります。中央値は47都道府県のうち高いほうから7番目です。
売れた家の土地は中央値で190㎡(約57.5坪)、延床は105㎡。築年数が分かる23,227件のうち9,357件(40%)は築1年以内の新築で、取引の中心は新築の建売です。築浅が全体の中央値を引き上げているので、中古で売るときは下の築年数別が目安になります。中央値は2021年の2,600万円から2025年の2,800万円へ約8%上がりました。
築年数別の取引価格
| 築年数 | 土地/延床(中央値) | 件数 | 取引総額の中央値 |
|---|---|---|---|
| 築10年以内 | 165㎡/105㎡ | 11,289件 | 3,500万円 |
| 築11〜20年 | 205㎡/115㎡ | 1,646件 | 2,900万円 |
| 築21〜30年 | 230㎡/125㎡ | 2,292件 | 2,100万円 |
| 築31年以上 | 230㎡/105㎡ | 8,000件 | 1,100万円 |
取引価格の年ごとの推移
| 取引年 | 前年比 | 件数 | 取引総額の中央値 |
|---|---|---|---|
| 2021年 | — | 4,956件 | 2,600万円 |
| 2022年 | ±0% | 4,457件 | 2,600万円 |
| 2023年 | ±0% | 4,262件 | 2,600万円 |
| 2024年 | +4% | 4,573件 | 2,700万円 |
| 2025年 | +4% | 4,762件 | 2,800万円 |
| 2026年(1〜3月) | — | 948件 | 2,700万円 |
取引の多い市区町村
取引が最も多いのは北九州市八幡西区の1,471件。表の10市区町村で中央値が最も高いのは福岡市早良区(3,700万円)、最も低いのは大牟田市(720万円)で、約5.1倍の開きがあります。
| 市区町村 | 土地/延床(中央値) | 件数 | 取引総額の中央値 |
|---|---|---|---|
| 北九州市八幡西区 | 190㎡/110㎡ | 1,471件 | 2,300万円 |
| 福岡市東区 | 168㎡/105㎡ | 1,444件 | 3,500万円 |
| 久留米市 | 190㎡/105㎡ | 1,391件 | 2,200万円 |
| 福岡市南区 | 155㎡/105㎡ | 1,365件 | 3,600万円 |
| 北九州市小倉南区 | 180㎡/105㎡ | 1,302件 | 2,300万円 |
| 福岡市早良区 | 145㎡/100㎡ | 1,160件 | 3,700万円 |
| 福岡市西区 | 170㎡/105㎡ | 1,050件 | 3,700万円 |
| 糸島市 | 195㎡/105㎡ | 841件 | 2,800万円 |
| 大牟田市 | 230㎡/105㎡ | 787件 | 720万円 |
| 宗像市 | 240㎡/115㎡ | 787件 | 1,900万円 |
当サイトの試算と比べると
上の試算表(土地120㎡・延床100㎡・木造)では築25年が約2,184万円。同じ年代にあたる築21〜30年の実取引は2,292件あり、中央値は2,100万円で、試算とほぼ同じ水準です。ただし実際に売れた家は土地230㎡・延床125㎡が中央値で、試算の前提と広さが違います。同じ広さで計算し直した試算は約3,852万円で、実取引は試算より約45%低い水準です。考えられる理由は、試算に使う地価が形の整った標準的な宅地の値段なのに対し、実際には狭い土地・形の悪い土地や建物の傷んだ家の取引も多いこと、広い土地ほど㎡あたりの値段が下がること(試算は面積に比例させています)で、このエリアでは試算は高めの目安になります。