福岡県福岡市博多区の戸建て 実際の取引価格(国土交通省の取引データ)
福岡県福岡市博多区で2021年1月〜2026年3月に売買され、国土交通省が価格を公表している戸建て(土地と建物の一括取引)は367件。取引総額の中央値は3,800万円で、半数は3,000万円〜4,550万円に収まります。福岡県全体の中央値(2,700万円)を約41%上回ります。
売れた家の土地は中央値で125㎡(約37.8坪)、延床は100㎡。築年数が分かる339件のうち166件(49%)は築1年以内の新築で、取引の中心は新築の建売です。築浅が全体の中央値を引き上げているので、中古で売るときは下の築年数別が目安になります。中央値は2021年の3,700万円から2025年の4,250万円へ約15%上がりました。
築年数別の取引価格
| 築年数 | 土地/延床(中央値) | 件数 | 取引総額の中央値 |
|---|---|---|---|
| 築10年以内 | 110㎡/100㎡ | 198件 | 4,000万円 |
| 築11〜20年 | 170㎡/105㎡ | 35件 | 3,400万円 |
| 築21〜30年 | 250㎡/135㎡ | 19件 | 3,000万円 |
| 築31年以上 | 150㎡/110㎡ | 87件 | 2,500万円 |
取引価格の年ごとの推移
| 取引年 | 前年比 | 件数 | 取引総額の中央値 |
|---|---|---|---|
| 2021年 | — | 74件 | 3,700万円 |
| 2022年 | ±0% | 73件 | 3,700万円 |
| 2023年 | +5% | 64件 | 3,900万円 |
| 2024年 | ±0% | 84件 | 3,900万円 |
| 2025年 | +9% | 62件 | 4,250万円 |
| 2026年(1〜3月) | — | 10件 | 3,200万円 |
取引の多い地区(町名・大字)
取引が最も多いのは諸岡の41件。表の10地区で中央値が最も高いのは博多駅南(5,000万円)、最も低いのは浦田(2,800万円)で、約1.8倍の開きがあります。
| 地区 | 土地/延床(中央値) | 件数 | 取引総額の中央値 |
|---|---|---|---|
| 諸岡 | 120㎡/95㎡ | 41件 | 4,100万円 |
| 東月隈 | 208㎡/108㎡ | 34件 | 3,100万円 |
| 麦野 | 115㎡/100㎡ | 34件 | 4,250万円 |
| 吉塚 | 85㎡/100㎡ | 29件 | 4,000万円 |
| 浦田 | 160㎡/105㎡ | 25件 | 2,800万円 |
| 板付 | 122㎡/105㎡ | 20件 | 4,000万円 |
| 博多駅南 | 90㎡/110㎡ | 19件 | 5,000万円 |
| 東那珂 | 115㎡/105㎡ | 15件 | 3,800万円 |
| 金の隈 | 155㎡/110㎡ | 13件 | 3,500万円 |
| 堅粕 | 85㎡/90㎡ | 11件 | 4,100万円 |
当サイトの試算と比べると
上の試算表(土地120㎡・延床100㎡・木造)では築25年が約3,398万円。同じ年代にあたる築21〜30年の実取引は19件あり、中央値は3,000万円で、試算より約12%低い水準です。ただし実際に売れた家は土地250㎡・延床135㎡が中央値で、試算の前提と広さが違います。同じ広さで計算し直した試算は約6,712万円で、実取引は試算より約55%低い水準です。考えられる理由は、試算に使う地価が形の整った標準的な宅地の値段なのに対し、実際には狭い土地・形の悪い土地や建物の傷んだ家の取引も多いこと、広い土地ほど㎡あたりの値段が下がること(試算は面積に比例させています)で、このエリアでは試算は高めの目安になります。