宮城県の戸建て 実際の取引価格(国土交通省の取引データ)
宮城県で2021年1月〜2026年3月に売買され、国土交通省が価格を公表している戸建て(土地と建物の一括取引)は14,053件。取引総額の中央値は2,700万円で、半数は1,700万円〜3,500万円に収まります。中央値は47都道府県のうち高いほうから7番目です。
売れた家の土地は中央値で200㎡(約60.5坪)、延床は110㎡。築年数が分かる13,702件のうち5,601件(41%)は築1年以内の新築で、取引の中心は新築の建売です。築浅が全体の中央値を引き上げているので、中古で売るときは下の築年数別が目安になります。中央値は2021年の2,600万円から2025年の2,700万円へ約4%上がりました。
築年数別の取引価格
| 築年数 | 土地/延床(中央値) | 件数 | 取引総額の中央値 |
|---|---|---|---|
| 築10年以内 | 165㎡/105㎡ | 6,860件 | 3,300万円 |
| 築11〜20年 | 230㎡/120㎡ | 1,240件 | 2,700万円 |
| 築21〜30年 | 240㎡/130㎡ | 1,744件 | 2,000万円 |
| 築31年以上 | 240㎡/115㎡ | 3,858件 | 1,300万円 |
取引価格の年ごとの推移
| 取引年 | 前年比 | 件数 | 取引総額の中央値 |
|---|---|---|---|
| 2021年 | — | 2,913件 | 2,600万円 |
| 2022年 | +8% | 2,458件 | 2,800万円 |
| 2023年 | −7% | 2,541件 | 2,600万円 |
| 2024年 | ±0% | 2,506件 | 2,600万円 |
| 2025年 | +4% | 2,962件 | 2,700万円 |
| 2026年(1〜3月) | — | 673件 | 2,900万円 |
取引の多い市区町村
取引が最も多いのは仙台市青葉区の2,321件。表の10市区町村で中央値が最も高いのは仙台市若林区(3,600万円)、最も低いのは石巻市(1,600万円)で、約2.2倍の開きがあります。
| 市区町村 | 土地/延床(中央値) | 件数 | 取引総額の中央値 |
|---|---|---|---|
| 仙台市青葉区 | 185㎡/110㎡ | 2,321件 | 2,900万円 |
| 仙台市泉区 | 220㎡/110㎡ | 2,135件 | 2,900万円 |
| 仙台市太白区 | 170㎡/105㎡ | 1,814件 | 3,000万円 |
| 仙台市宮城野区 | 155㎡/105㎡ | 946件 | 3,400万円 |
| 仙台市若林区 | 150㎡/105㎡ | 847件 | 3,600万円 |
| 名取市 | 205㎡/110㎡ | 754件 | 2,800万円 |
| 石巻市 | 215㎡/105㎡ | 618件 | 1,600万円 |
| 富谷市 | 230㎡/115㎡ | 570件 | 3,100万円 |
| 多賀城市 | 170㎡/105㎡ | 474件 | 3,200万円 |
| 塩竈市 | 200㎡/110㎡ | 437件 | 2,100万円 |
当サイトの試算と比べると
上の試算表(土地120㎡・延床100㎡・木造)では築25年が約1,756万円。同じ年代にあたる築21〜30年の実取引は1,744件あり、中央値は2,000万円で、試算より約14%高い水準です。ただし実際に売れた家は土地240㎡・延床130㎡が中央値で、試算の前提と広さが違います。同じ広さで計算し直した試算は約3,162万円で、実取引は試算より約37%低い水準です。考えられる理由は、試算に使う地価が形の整った標準的な宅地の値段なのに対し、実際には狭い土地・形の悪い土地や建物の傷んだ家の取引も多いこと、広い土地ほど㎡あたりの値段が下がること(試算は面積に比例させています)で、このエリアでは試算は高めの目安になります。