川崎市の戸建て 実際の取引価格(国土交通省の取引データ)
川崎市で2021年1月〜2026年3月に売買され、国土交通省が価格を公表している戸建て(土地と建物の一括取引)は7,625件。取引総額の中央値は4,700万円で、半数は3,800万円〜5,700万円に収まります。神奈川県全体の中央値(3,900万円)を約21%上回ります。
売れた家の土地は中央値で90㎡(約27.2坪)、延床は100㎡。築年数が分かる7,482件のうち3,263件(44%)は築1年以内の新築で、取引の中心は新築の建売です。築浅が全体の中央値を引き上げているので、中古で売るときは下の築年数別が目安になります。中央値は2021年の4,400万円から2025年の4,900万円へ約11%上がりました。
築年数別の取引価格
| 築年数 | 土地/延床(中央値) | 件数 | 取引総額の中央値 |
|---|---|---|---|
| 築10年以内 | 75㎡/100㎡ | 4,422件 | 5,000万円 |
| 築11〜20年 | 100㎡/100㎡ | 964件 | 4,300万円 |
| 築21〜30年 | 105㎡/100㎡ | 805件 | 3,800万円 |
| 築31年以上 | 135㎡/100㎡ | 1,291件 | 3,400万円 |
取引価格の年ごとの推移
| 取引年 | 前年比 | 件数 | 取引総額の中央値 |
|---|---|---|---|
| 2021年 | — | 1,577件 | 4,400万円 |
| 2022年 | +5% | 1,265件 | 4,600万円 |
| 2023年 | +2% | 1,207件 | 4,700万円 |
| 2024年 | +2% | 1,248件 | 4,800万円 |
| 2025年 | +2% | 1,898件 | 4,900万円 |
| 2026年(1〜3月) | — | 430件 | 5,000万円 |
取引の多い区
取引が最も多いのは宮前区の1,453件。表の7区で中央値が最も高いのは中原区(5,600万円)、最も低いのは川崎区(4,300万円)で、約1.3倍の開きがあります。
| 区 | 土地/延床(中央値) | 件数 | 取引総額の中央値 |
|---|---|---|---|
| 宮前区 | 125㎡/100㎡ | 1,453件 | 4,500万円 |
| 麻生区 | 145㎡/105㎡ | 1,353件 | 4,700万円 |
| 多摩区 | 95㎡/100㎡ | 1,182件 | 4,500万円 |
| 川崎区 | 60㎡/95㎡ | 1,034件 | 4,300万円 |
| 高津区 | 80㎡/100㎡ | 955件 | 4,900万円 |
| 中原区 | 65㎡/95㎡ | 887件 | 5,600万円 |
| 幸区 | 60㎡/95㎡ | 761件 | 4,800万円 |
当サイトの試算と比べると
上の試算表(土地120㎡・延床100㎡・木造)では築25年が約4,902万円。同じ年代にあたる築21〜30年の実取引は805件あり、中央値は3,800万円で、試算より約22%低い水準です。売れた家の広さ(土地105㎡・延床100㎡が中央値)は試算の前提に近く、広さの違いでは説明できません。考えられる理由は、試算に使う地価が形の整った標準的な宅地の値段なのに対し、実際には狭い土地・形の悪い土地や建物の傷んだ家の取引も多いことで、このエリアでは試算は高めの目安になります。