福岡市の戸建て 実際の取引価格(国土交通省の取引データ)
福岡市で2021年1月〜2026年3月に売買され、国土交通省が価格を公表している戸建て(土地と建物の一括取引)は6,360件。取引総額の中央値は3,700万円で、半数は3,000万円〜4,500万円に収まります。福岡県全体の中央値(2,700万円)を約37%上回ります。
売れた家の土地は中央値で155㎡(約46.9坪)、延床は105㎡。築年数が分かる6,248件のうち2,989件(48%)は築1年以内の新築で、取引の中心は新築の建売です。築浅が全体の中央値を引き上げているので、中古で売るときは下の築年数別が目安になります。中央値は2021年の3,500万円から2025年の3,800万円へ約9%上がりました。
築年数別の取引価格
| 築年数 | 土地/延床(中央値) | 件数 | 取引総額の中央値 |
|---|---|---|---|
| 築10年以内 | 135㎡/100㎡ | 3,646件 | 4,000万円 |
| 築11〜20年 | 185㎡/115㎡ | 534件 | 3,600万円 |
| 築21〜30年 | 200㎡/130㎡ | 558件 | 3,200万円 |
| 築31年以上 | 200㎡/105㎡ | 1,510件 | 2,400万円 |
取引価格の年ごとの推移
| 取引年 | 前年比 | 件数 | 取引総額の中央値 |
|---|---|---|---|
| 2021年 | — | 1,300件 | 3,500万円 |
| 2022年 | +6% | 1,166件 | 3,700万円 |
| 2023年 | +3% | 1,101件 | 3,800万円 |
| 2024年 | −3% | 1,249件 | 3,700万円 |
| 2025年 | +3% | 1,304件 | 3,800万円 |
| 2026年(1〜3月) | — | 240件 | 4,000万円 |
取引の多い区
取引が最も多いのは東区の1,444件。表の7区で中央値が最も高いのは中央区(5,000万円)、最も低いのは東区(3,500万円)で、約1.4倍の開きがあります。
| 区 | 土地/延床(中央値) | 件数 | 取引総額の中央値 |
|---|---|---|---|
| 東区 | 168㎡/105㎡ | 1,444件 | 3,500万円 |
| 南区 | 155㎡/105㎡ | 1,365件 | 3,600万円 |
| 早良区 | 145㎡/100㎡ | 1,160件 | 3,700万円 |
| 西区 | 170㎡/105㎡ | 1,050件 | 3,700万円 |
| 城南区 | 145㎡/105㎡ | 699件 | 3,900万円 |
| 博多区 | 125㎡/100㎡ | 367件 | 3,800万円 |
| 中央区 | 145㎡/105㎡ | 275件 | 5,000万円 |
当サイトの試算と比べると
上の試算表(土地120㎡・延床100㎡・木造)では築25年が約4,060万円。同じ年代にあたる築21〜30年の実取引は558件あり、中央値は3,200万円で、試算より約21%低い水準です。ただし実際に売れた家は土地200㎡・延床130㎡が中央値で、試算の前提と広さが違います。同じ広さで計算し直した試算は約6,584万円で、実取引は試算より約51%低い水準です。考えられる理由は、試算に使う地価が形の整った標準的な宅地の値段なのに対し、実際には狭い土地・形の悪い土地や建物の傷んだ家の取引も多いこと、広い土地ほど㎡あたりの値段が下がること(試算は面積に比例させています)で、このエリアでは試算は高めの目安になります。