広島市の戸建て 実際の取引価格(国土交通省の取引データ)
広島市で2021年1月〜2026年3月に売買され、国土交通省が価格を公表している戸建て(土地と建物の一括取引)は5,246件。取引総額の中央値は2,700万円で、半数は1,300万円〜3,700万円に収まります。広島県全体の中央値(2,100万円)を約29%上回ります。
売れた家の土地は中央値で145㎡(約43.9坪)、延床は105㎡。築年数が分かる5,064件のうち1,634件(32%)は築1年以内の新築です。築浅が全体の中央値を引き上げているので、中古で売るときは下の築年数別が目安になります。中央値は2021年の2,800万円から2025年の2,500万円へ約11%下がりました。
築年数別の取引価格
| 築年数 | 土地/延床(中央値) | 件数 | 取引総額の中央値 |
|---|---|---|---|
| 築10年以内 | 130㎡/105㎡ | 2,090件 | 3,600万円 |
| 築11〜20年 | 170㎡/115㎡ | 458件 | 2,800万円 |
| 築21〜30年 | 170㎡/115㎡ | 564件 | 2,300万円 |
| 築31年以上 | 170㎡/100㎡ | 1,952件 | 1,200万円 |
取引価格の年ごとの推移
| 取引年 | 前年比 | 件数 | 取引総額の中央値 |
|---|---|---|---|
| 2021年 | — | 933件 | 2,800万円 |
| 2022年 | −7% | 957件 | 2,600万円 |
| 2023年 | +8% | 1,006件 | 2,800万円 |
| 2024年 | −7% | 1,017件 | 2,600万円 |
| 2025年 | −4% | 1,129件 | 2,500万円 |
| 2026年(1〜3月) | — | 204件 | 2,300万円 |
取引の多い区
取引が最も多いのは安佐南区の1,123件。表の8区で中央値が最も高いのは南区(3,500万円)、最も低いのは安佐北区(1,700万円)で、約2.1倍の開きがあります。
| 区 | 土地/延床(中央値) | 件数 | 取引総額の中央値 |
|---|---|---|---|
| 安佐南区 | 140㎡/105㎡ | 1,123件 | 2,900万円 |
| 佐伯区 | 170㎡/105㎡ | 914件 | 2,700万円 |
| 安佐北区 | 170㎡/105㎡ | 851件 | 1,700万円 |
| 西区 | 140㎡/105㎡ | 664件 | 3,400万円 |
| 東区 | 145㎡/105㎡ | 612件 | 2,250万円 |
| 南区 | 110㎡/105㎡ | 439件 | 3,500万円 |
| 安芸区 | 155㎡/105㎡ | 428件 | 2,100万円 |
| 中区 | 90㎡/100㎡ | 215件 | 3,500万円 |
当サイトの試算と比べると
上の試算表(土地120㎡・延床100㎡・木造)では築25年が約2,653万円。同じ年代にあたる築21〜30年の実取引は564件あり、中央値は2,300万円で、試算より約13%低い水準です。ただし実際に売れた家は土地170㎡・延床115㎡が中央値で、試算の前提と広さが違います。同じ広さで計算し直した試算は約3,625万円で、実取引は試算より約37%低い水準です。考えられる理由は、試算に使う地価が形の整った標準的な宅地の値段なのに対し、実際には狭い土地・形の悪い土地や建物の傷んだ家の取引も多いこと、広い土地ほど㎡あたりの値段が下がること(試算は面積に比例させています)で、このエリアでは試算は高めの目安になります。