長野県の戸建て 実際の取引価格(国土交通省の取引データ)
長野県で2021年1月〜2026年3月に売買され、国土交通省が価格を公表している戸建て(土地と建物の一括取引)は7,422件。取引総額の中央値は1,600万円で、半数は600万円〜2,900万円に収まります。中央値は47都道府県のうち高いほうから24番目です。
売れた家の土地は中央値で280㎡(約84.7坪)、延床は110㎡。築年数が分かる6,944件のうち1,582件(23%)は築1年以内の新築です。築浅が全体の中央値を引き上げているので、中古で売るときは下の築年数別が目安になります。中央値は2021年が1,600万円、2025年が1,600万円で、ほぼ横ばいです。
築年数別の取引価格
| 築年数 | 土地/延床(中央値) | 件数 | 取引総額の中央値 |
|---|---|---|---|
| 築10年以内 | 210㎡/105㎡ | 2,061件 | 3,200万円 |
| 築11〜20年 | 320㎡/115㎡ | 571件 | 2,100万円 |
| 築21〜30年 | 330㎡/122㎡ | 1,084件 | 1,450万円 |
| 築31年以上 | 320㎡/110㎡ | 3,228件 | 750万円 |
取引価格の年ごとの推移
| 取引年 | 前年比 | 件数 | 取引総額の中央値 |
|---|---|---|---|
| 2021年 | — | 1,461件 | 1,600万円 |
| 2022年 | −6% | 1,359件 | 1,500万円 |
| 2023年 | −7% | 1,406件 | 1,400万円 |
| 2024年 | +21% | 1,474件 | 1,700万円 |
| 2025年 | −6% | 1,529件 | 1,600万円 |
| 2026年(1〜3月) | — | 193件 | 1,900万円 |
取引の多い市区町村
取引が最も多いのは長野市の1,359件。表の10市区町村で中央値が最も高いのは北佐久郡軽井沢町(3,700万円)、最も低いのは飯田市(760万円)で、約4.9倍の開きがあります。
| 市区町村 | 土地/延床(中央値) | 件数 | 取引総額の中央値 |
|---|---|---|---|
| 長野市 | 200㎡/110㎡ | 1,359件 | 2,500万円 |
| 松本市 | 210㎡/110㎡ | 763件 | 2,300万円 |
| 北佐久郡軽井沢町 | 660㎡/105㎡ | 605件 | 3,700万円 |
| 上田市 | 250㎡/110㎡ | 571件 | 1,100万円 |
| 安曇野市 | 310㎡/110㎡ | 361件 | 1,600万円 |
| 佐久市 | 300㎡/105㎡ | 346件 | 1,400万円 |
| 塩尻市 | 220㎡/110㎡ | 234件 | 2,000万円 |
| 千曲市 | 220㎡/105㎡ | 225件 | 1,900万円 |
| 飯田市 | 270㎡/115㎡ | 221件 | 760万円 |
| 茅野市 | 340㎡/110㎡ | 203件 | 1,200万円 |
当サイトの試算と比べると
上の試算表(土地120㎡・延床100㎡・木造)では築25年が約1,011万円。同じ年代にあたる築21〜30年の実取引は1,084件あり、中央値は1,450万円で、試算より約43%高い水準です。ただし実際に売れた家は土地330㎡・延床122㎡が中央値で、試算の前提と広さが違います。同じ広さで計算し直した試算は約2,014万円で、実取引は試算より約28%低い水準です。考えられる理由は、試算に使う地価が形の整った標準的な宅地の値段なのに対し、実際には狭い土地・形の悪い土地や建物の傷んだ家の取引も多いこと、広い土地ほど㎡あたりの値段が下がること(試算は面積に比例させています)で、このエリアでは試算は高めの目安になります。