中野区の戸建て 実際の取引価格(国土交通省の取引データ)
中野区で2021年1月〜2026年3月に売買され、国土交通省が価格を公表している戸建て(土地と建物の一括取引)は1,433件。取引総額の中央値は6,700万円で、半数は5,500万円〜8,000万円に収まります。東京都全体の中央値(4,900万円)を約37%上回ります。
売れた家の土地は中央値で75㎡(約22.7坪)、延床は90㎡。築年数が分かる1,385件のうち540件(39%)は築1年以内の新築です。築浅が全体の中央値を引き上げているので、中古で売るときは下の築年数別が目安になります。中央値は2021年の6,200万円から2025年の7,400万円へ約19%上がりました。
築年数別の取引価格
| 築年数 | 土地/延床(中央値) | 件数 | 取引総額の中央値 |
|---|---|---|---|
| 築10年以内 | 75㎡/90㎡ | 730件 | 7,100万円 |
| 築11〜20年 | 80㎡/100㎡ | 166件 | 6,500万円 |
| 築21〜30年 | 80㎡/95㎡ | 186件 | 5,900万円 |
| 築31年以上 | 80㎡/80㎡ | 303件 | 4,600万円 |
取引価格の年ごとの推移
| 取引年 | 前年比 | 件数 | 取引総額の中央値 |
|---|---|---|---|
| 2021年 | — | 300件 | 6,200万円 |
| 2022年 | +5% | 232件 | 6,500万円 |
| 2023年 | +5% | 259件 | 6,800万円 |
| 2024年 | +1% | 255件 | 6,900万円 |
| 2025年 | +7% | 314件 | 7,400万円 |
| 2026年(1〜3月) | — | 73件 | 8,000万円 |
取引の多い地区(町名・大字)
取引が最も多いのは野方の142件。表の10地区で中央値が最も高いのは中野(8,000万円)、最も低いのは大和町(6,050万円)で、約1.3倍の開きがあります。
| 地区 | 土地/延床(中央値) | 件数 | 取引総額の中央値 |
|---|---|---|---|
| 野方 | 75㎡/90㎡ | 142件 | 6,500万円 |
| 若宮 | 75㎡/90㎡ | 108件 | 6,300万円 |
| 沼袋 | 70㎡/95㎡ | 103件 | 6,600万円 |
| 本町 | 65㎡/90㎡ | 97件 | 7,200万円 |
| 大和町 | 70㎡/85㎡ | 94件 | 6,050万円 |
| 中央 | 65㎡/90㎡ | 91件 | 7,700万円 |
| 上高田 | 70㎡/90㎡ | 88件 | 6,700万円 |
| 鷺宮 | 90㎡/95㎡ | 84件 | 6,400万円 |
| 中野 | 65㎡/90㎡ | 83件 | 8,000万円 |
| 上鷺宮 | 112㎡/95㎡ | 82件 | 7,000万円 |
当サイトの試算と比べると
上の試算表(土地120㎡・延床100㎡・木造)では築25年が約1億1,305万円。同じ年代にあたる築21〜30年の実取引は186件あり、中央値は5,900万円で、試算より約48%低い水準です。ただし実際に売れた家は土地80㎡・延床95㎡が中央値で、試算の前提と広さが違います。同じ広さで計算し直した試算は約7,679万円で、実取引は試算より約23%低い水準です。考えられる理由は、試算に使う地価が形の整った標準的な宅地の値段なのに対し、実際には狭い土地・形の悪い土地や建物の傷んだ家の取引も多いことで、このエリアでは試算は高めの目安になります。