足立区の戸建て 実際の取引価格(国土交通省の取引データ)
足立区で2021年1月〜2026年3月に売買され、国土交通省が価格を公表している戸建て(土地と建物の一括取引)は3,551件。取引総額の中央値は4,200万円で、半数は3,400万円〜5,000万円に収まります。東京都全体の中央値(4,900万円)を約14%下回ります。
売れた家の土地は中央値で80㎡(約24.2坪)、延床は95㎡。築年数が分かる3,492件のうち1,735件(50%)は築1年以内の新築で、取引の中心は新築の建売です。築浅が全体の中央値を引き上げているので、中古で売るときは下の築年数別が目安になります。中央値は2021年の4,000万円から2025年の4,400万円へ約10%上がりました。
築年数別の取引価格
| 築年数 | 土地/延床(中央値) | 件数 | 取引総額の中央値 |
|---|---|---|---|
| 築10年以内 | 80㎡/95㎡ | 2,211件 | 4,500万円 |
| 築11〜20年 | 85㎡/95㎡ | 453件 | 3,600万円 |
| 築21〜30年 | 90㎡/95㎡ | 318件 | 3,600万円 |
| 築31年以上 | 65㎡/70㎡ | 510件 | 2,000万円 |
取引価格の年ごとの推移
| 取引年 | 前年比 | 件数 | 取引総額の中央値 |
|---|---|---|---|
| 2021年 | — | 662件 | 4,000万円 |
| 2022年 | +2% | 583件 | 4,100万円 |
| 2023年 | +2% | 581件 | 4,200万円 |
| 2024年 | +2% | 692件 | 4,300万円 |
| 2025年 | +2% | 856件 | 4,400万円 |
| 2026年(1〜3月) | — | 177件 | 4,600万円 |
取引の多い地区(町名・大字)
取引が最も多いのは花畑の121件。表の10地区で中央値が最も高いのは伊興(4,900万円)、最も低いのは鹿浜(3,700万円)で、約1.3倍の開きがあります。
| 地区 | 土地/延床(中央値) | 件数 | 取引総額の中央値 |
|---|---|---|---|
| 花畑 | 90㎡/95㎡ | 121件 | 3,800万円 |
| 西伊興 | 95㎡/95㎡ | 118件 | 4,500万円 |
| 梅田 | 65㎡/95㎡ | 116件 | 4,150万円 |
| 伊興 | 95㎡/95㎡ | 113件 | 4,900万円 |
| 南花畑 | 80㎡/95㎡ | 103件 | 4,400万円 |
| 江北 | 80㎡/95㎡ | 103件 | 4,300万円 |
| 古千谷本町 | 95㎡/90㎡ | 102件 | 4,300万円 |
| 舎人 | 95㎡/90㎡ | 100件 | 4,300万円 |
| 鹿浜 | 75㎡/95㎡ | 93件 | 3,700万円 |
| 保木間 | 80㎡/90㎡ | 88件 | 3,750万円 |
当サイトの試算と比べると
上の試算表(土地120㎡・延床100㎡・木造)では築25年が約6,172万円。同じ年代にあたる築21〜30年の実取引は318件あり、中央値は3,600万円で、試算より約42%低い水準です。ただし実際に売れた家は土地90㎡・延床95㎡が中央値で、試算の前提と広さが違います。同じ広さで計算し直した試算は約4,729万円で、実取引は試算より約24%低い水準です。考えられる理由は、試算に使う地価が形の整った標準的な宅地の値段なのに対し、実際には狭い土地・形の悪い土地や建物の傷んだ家の取引も多いことで、このエリアでは試算は高めの目安になります。